「次期戦闘機は単なる戦闘機ではない」
――まず3カ國が共同開発中の次期戦闘機のGCAPについて、日本の一般の人にわかりやすく説明してくれませんか。
なるべくシンプルに説明します。これは第6世代戦闘機という戦闘機の進化そのものです。第4世代戦闘機や第5世代戦闘機といったこれまでの古典的な飛行をする戦闘機とはまったく違います。単なる戦闘機ではありません。
――第6世代戦闘機の特徴として、人工衛(wèi)星や無人機などとのネットワーク機能が強いと聞いています。
そうです。第6世代戦闘機は、戦闘機機能だけではなく「システム?オブ?システムズ」（複數(shù)の獨立したシステムを連攜させるシステム）です。戦闘機はそのシステムの中心に位置しますが、脅威に対処するため、あらゆるプラットフォームと連攜します。
例えば艦艇や人工衛(wèi)星、人間、地上局などとネットワーキングを構(gòu)築します。

“下一代戰(zhàn)斗機不僅僅是戰(zhàn)斗機”
——首先，請你為日本的普通人簡單介紹一下由三個國家共同開發(fā)的下一代戰(zhàn)斗機GCAP。
我會盡量簡單說明。這是第六代戰(zhàn)斗機，代表了戰(zhàn)斗機的進化。這與傳統(tǒng)的第四代和第五代戰(zhàn)斗機完全不同，已經(jīng)不僅僅是戰(zhàn)斗機了。
——聽說第六代戰(zhàn)斗機的一個特點是具備與人造衛(wèi)星和無人機等聯(lián)網(wǎng)的強大網(wǎng)絡(luò)功能。
是的。第六代戰(zhàn)斗機不僅具有戰(zhàn)斗機的功能，還相當于一個“系統(tǒng)中的系統(tǒng)”（將多個獨立系統(tǒng)連接的系統(tǒng)）。戰(zhàn)斗機處于這個系統(tǒng)的中心，為應(yīng)對威脅，與各種平臺協(xié)同運作。比如，它會與艦艇、人造衛(wèi)星、人員和地面站等建立網(wǎng)絡(luò)。

――レオナルドはミッション?アビオニクス（搭載電子機器）の分野が強い企業(yè)と知られています。やはりGCAPの中でも、この分野での貢獻が大きくなりそうですか。
GCAPの合同事業(yè)のコンセプトは、3カ國のそれぞれの産業(yè)界のコラボレーション（協(xié)業(yè)）をベースとしています。合同事業(yè)の形態(tài)としては、それぞれの國の産業(yè)チームが參加します。
したがって、レオナルドはアビオニクスやミッション?システム、飛行システムに強みを持つ企業(yè)として參加しますが、その分野だけではありません。他の國のメーカーも參加します。

——萊昂納多公司以在任務(wù)航空電子設(shè)備領(lǐng)域的實力而聞名。在GCAP項目中，他們在這一領(lǐng)域的貢獻是否會更大呢？
GCAP聯(lián)合項目的理念是基于三個國家的工業(yè)界合作。作為聯(lián)合項目的形式，各國的產(chǎn)業(yè)團隊都會參與。因此，萊昂納多公司將作為在航空電子設(shè)備、任務(wù)系統(tǒng)和飛行系統(tǒng)方面具有強項的企業(yè)參加，但不僅限于這些領(lǐng)域，其他國家的制造商也會參與其中。

――今、日本ではサウジアラビアがGCAPに參加するとの見方が強まっています。サウジアラビアの參加について、レオナルドとしてどのようにみていますか。
政府間でサウジアラビアとどのように協(xié)業(yè)できるかを話し合っている最中です。政府が決定し、産業(yè)界に「サウジアラビアともやりなさい」との要請があれば、もちろん當社も協(xié)業(yè)の方法を考えます。當社は協(xié)業(yè)にはオープンです。どうすればサウジアラビアとの協(xié)業(yè)が可能なのかを考えます。
――客観的に見て、サウジアラビアには日本やイギリス、イタリアの3カ國と同水準の技術(shù)力はあるのでしょうか。サウジアラビアはもちろん資金力で貢獻できると思いますが、技術(shù)力で貢獻できますか。
すでに述べたように、もし政府から要請があれば、私たちはいろいろと話し合いをしていくでしょう。ただ、初日からサウジが參加するというわけではなく、サウジは彼らの能力を強化していく必要があります。彼らの能力が上がり、數(shù)年後には協(xié)業(yè)の準備ができるでしょう。
つまり、私たちは、サウジアラビアとはさまざまな種類の協(xié)業(yè)を考えており、初日からフル?yún)⒓婴工毪韦扦悉胜?、そこには移行期があります。その期間はサウジアラビアが技術(shù)力を強化するために、そして、私たちが彼らを理解するために費やされるでしょう。
――日本では「川を渡る途中で馬を替えるな」との格言があります。GCAPの途中で、サウジアラビアでもインドでもカナダでもオーストラリアでもいろいろな國が參畫してくると、馬を替えることになりませんか。
いいえ、私たちは馬を替える予定はありません。すでに3カ國でプロジェクトを開始しました。そして、作業(yè)法を統(tǒng)合する必要があります。
もし他國が參加することになれば、私たちは彼らがどのような方法で參加ができるかを探ります。さまざまな水準の參加方法があります。彼らが參加するのであれば、彼らの適切な技術(shù)力水準の下で、いつどのような形で參加が可能なのか検討します。

——目前在日本，越來越多的人認為沙特阿拉伯將參與GCAP。對于沙特的參與，萊昂納多公司怎么看？
我們正在政府間討論如何與沙特阿拉伯合作。如果政府決定并要求產(chǎn)業(yè)界與沙特合作，我們當然會考慮合作方式。我們對合作持開放態(tài)度，會思考如何與沙特進行合作。
——從客觀角度看，沙特的技術(shù)水平能否與日本、英國、意大利這三個國家持平？沙特當然在資金上能作出貢獻，但在技術(shù)上能否貢獻？
如前所述，如果政府提出要求，我們會進行討論。不過，并不是一開始沙特就會參與，他們需要提升自己的能力。隨著他們能力的提高，幾年后會準備好合作。
也就是說，我們考慮與沙特進行各種類型的合作，不是一開始就全面參與，而是有一個過渡期。這段時間將用于沙特提升技術(shù)能力，同時我們也會去理解他們。
——在日本有句格言叫“不要在過河時換馬”。如果在GCAP過程中，沙特、印度、加拿大或澳大利亞等國參與進來，不會是換馬嗎？
不會，我們沒有計劃換馬。我們已經(jīng)在三個國家啟動了項目，需要整合工作方法。如果有其他國家參與，我們會探索他們可以如何參與。有不同層次的參與方式。如果他們參與，我們會在適當?shù)募夹g(shù)水平下，討論何時以及如何參與。

――GCAPでは、日英伊で33％、33％、33％のワークシェアリング（作業(yè)分擔）を求めていきますか。対等な參加比率になりますか。一部通信社が以前、日英伊の比率が4対4対2になると報じたことがありましたが。
対等の參加です。これは3カ國の産業(yè)界ですでに合意されました。これ以外の情報はうそです。
――ただし、サウジアラビアがGCAPに參加することになれば、違った比率になりますね。
今の時點ではサウジアラビアは參加しておらず、33％、33％、33％です。もしサウジが參加する時には、どうしたらサウジが貢獻できるのかを検討して決めていきたいと思います。今はまだ、そのアイデアはありません。
――次の質(zhì)問は企業(yè)人に聞くべき質(zhì)問ではないかもしれませんが、あえてうかがいます。2022年12月に日英伊の3カ國首脳が発表したGCAPの共同聲明には「われわれ3カ國には、自由、民主主義、人権、法の支配といった共通の価値に基づく、長年にわたる緊密な関係がある」と記され、西歐型のリベラル民主主義の同志國が実施するプロジェクトであることがうたわれました。サウジアラビアははたして適切でしょか。
ぜひイタリア政府に聞いてください。私は答えられません。

——在GCAP項目中，日英意三國是否會以33%、33%、33%的比例進行工作分配？是否會有平等的參與比例？此前有報道稱比例可能為4:4:2。
參與比例是平等的，這已經(jīng)在三國的產(chǎn)業(yè)界達成了共識。除此之外的信息都是不實的。
——如果沙特阿拉伯加入GCAP項目，比例會有所變化嗎？
目前沙特阿拉伯并未參與，比例仍是33%、33%、33%。如果沙特加入，我們會研究如何讓沙特做出貢獻。現(xiàn)在還沒有具體的想法。
——接下來的問題可能不該問企業(yè)人士，但我還是想詢問。在2022年12月，日英意三國首腦發(fā)布的GCAP聯(lián)合聲明中提到，三國基于自由、民主、人權(quán)和法治等共同價值觀，保持長期緊密關(guān)系，并表示這是一個由西方自由民主國家實施的項目。沙特阿拉伯是否合適參與？
這個問題請詢問意大利政府，我無法回答。

――今はGCAPの「構(gòu)想設(shè)計」の段階にあり、その後、「基本設(shè)計」「詳細設(shè)計」へと進むと聞いております?；驹O(shè)計や詳細設(shè)計の開始時期など、今後の予定を教えてください。
私たちは古典的なエンジニアリングの作業(yè)方法でプロジェクトを進めています。今はコンセプト段階で、2026年に終える予定です。それが終わったら、どういうシステムを開発すべきなのかを検討していく段階に入ります。
――レオナルドから見て、パートナーのイギリスと日本の強みは何ですか。例えば、イギリスはステルス性能の高度化、日本は機體の軽量化や機體の設(shè)計でそれぞれ優(yōu)れていると聞いています。
協(xié)業(yè)をしている3カ國の産業(yè)チームは、それぞれが航空宇宙業(yè)界で世界最高のクラスに位置します。したがって、それぞれが航空機を製造し、飛行させることのできる強みを発揮できます。
レオナルドも、最高クラスのメーカーとして、デザインや実際の航空機の生産に優(yōu)れています。これまでにユーロファイターやF-35戦闘機、練習機のM-346やM-345を製造してきた実績があります。レオナルドは概して航空宇宙や航空學に強みを持っています。
ですから、軽量化においてもそれぞれの産業(yè)界が貢獻し、最善の方法で協(xié)力を図っていくことになります。1社だけが行うわけではありません。

——目前GCAP項目處于“概念設(shè)計”階段，接下來將進入“基本設(shè)計”和“詳細設(shè)計”。能否介紹一下基本設(shè)計和詳細設(shè)計的啟動時間等未來計劃？
我們按照傳統(tǒng)的工程方法推進項目。目前正處于概念階段，預計將在2026年結(jié)束。完成后，我們將進入研究開發(fā)系統(tǒng)的階段。
——從萊昂納多的角度來看，合作伙伴英國和日本各自有什么優(yōu)勢？例如，英國在提高隱身性能方面，日本在機體輕量化和設(shè)計方面各有優(yōu)勢。
參與合作的三國工業(yè)團隊在航空航天領(lǐng)域均處于世界頂尖水平。因此，各自在制造和飛行航空器方面都有其獨特優(yōu)勢。
作為頂級制造商，萊昂納多在設(shè)計和實際生產(chǎn)航空器方面表現(xiàn)出色。我們曾制造過“臺風”戰(zhàn)斗機、F-35戰(zhàn)斗機以及M-346和M-345教練機。萊昂納多總體上在航空航天和航空學上具有優(yōu)勢。
因此，在輕量化方面，各國工業(yè)界將共同貢獻力量，以最佳方式合作。不是由某一家公司單獨完成。

――日本の三菱重工業(yè)は、機體など個々のパートを作ることはできても、それらを効果的に組み合わせるシステム?インテグレーションの設(shè)計や経験に乏しいと言われています。その一方で、BAEシステムズはインテグレーション能力があると思いますが、レオナルドはどうでしょうか。
レオナルドとJAIEC、BAEシステムズが（各國の機體メーカーの）リード?システム?インテグレーター（LSI）になっています。LSIは、リード?サブシステム?インテグレーター（LSSI）と呼ばれるサプライヤーと連攜します。

——日本的三菱重工業(yè)雖然能制造機體等各個部件，但在系統(tǒng)整合設(shè)計和經(jīng)驗方面相對不足。相較之下，BAE系統(tǒng)公司被認為具備整合能力。那么，萊昂納多公司又如何呢？
萊昂納多公司與JAIEC和BAE系統(tǒng)公司一起，擔任各國飛機制造商的主導系統(tǒng)整合商（LSI）。LSI負責與被稱為主導子系統(tǒng)整合商（LSSI）的供應(yīng)商進行合作。